forget-me-not blog



ロートレック〜葡萄酒色の人生〜
一週間くらい前に見たのに、ここに書くの忘れてました(汗

ロートレック。
今年の初めに天保山にあるサントリーミュージアムの展覧会行ってきました。

知ったつもりでいたけれど、この映画を見て、「へぇ〜!そうやったん!」と、驚きの事実がいっぱいって感じ。
あれちゃんと史実に合ってるのかな?かなり信じたんだけど(笑)

作中のロートレックの愛人(恋人?)のシュザンヌがめちゃめちゃ綺麗で、惚れた(笑)

シュザンヌシュザンヌと言っていると、どうしても静物画のセザンヌが出てきて、いやいや、違うぞ、と思いながらも、思い浮かべてしまった。

最後の終わり方が重い感じで、まぁ、生涯物だから仕方がないんだけど。
ロートレックの華やかさだけ見ていたかったなぁ、って感じだった。
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谷崎潤一郎『春琴抄』
谷崎作品の中でも、『細雪』と並んで有名な作品ではないでしょうか。
『細雪』とは打って変わって、薄い本になっております。
『細雪』の分厚さに挫けたけど、谷崎作品は読んでみたいの、という人にオススメな一冊。

なんていうか・・・谷崎の女の趣味がよくわかるね!!って感じ(?)
着痩せするタイプの人が好きらしいよ。きゃー。

『谷崎潤一郎』ではなく、『春琴抄』オンリーの研究者がいるぐらい、
色々と解釈し甲斐がある一冊だと思う。
あー、痛いの苦手な人は読んじゃ駄目です。

谷崎は、『細雪』は読んでいませんが、エッセイをいくつか読んでいます。
『阪神見聞録』とか。
以前、大学の都市論の授業で、これを取り上げレポート書いたのです。

谷崎は、関東出身で、阪神間を転々と移住した人ですが。
最初は、関西大批判してました。でも、晩年には好きになってた様で。
その「嫌い」と「好き」の両方、随筆が残っているので、
変わりっぷりが楽しく読めます。

谷崎作品は変態すぎてちょっと・・・という人は、ここから責めてみても良いかも。
随筆は全集に入っています。図書館でどうぞ。
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