美術博物館。
って何や!!って感じ。
英語表記にされると意味がわかった。
Museum of Art & History
へ〜っ。そう区切るのね。と。
ずっと、芦屋市立美術館、だと思っていたよ。
数年前に、とても問題(話題というべきか)になったところです。
市が財政難から、このミュージアムをなくすと言い出して。
「おい、ちょお、待てよ!」と言う、署名に私も名前を書いたのを覚えている。
けど、一度も行った事が無かった。
行こう、行こうと思いつついけなかった。
ってか場所も全然知らなかった。
何か、イメージ的にJR芦屋駅のビルの中だった(大間違いだよ・・・)
行ってまず思ったことが、「建物の色彩がジブリ美術館」だった。
気のせいかしら。似てるように思うのだけれど。
公式サイトはこちら
最寄り駅は阪神です。
公式サイトのアクセス情報はあまりにも不親切だと思うんだけど。
土地勘が無いから、地図見ても何の疑問も無く、駅から歩いていけると思っていた。
ゆっくり歩いて30分弱だった。雨降りだったのもあるとは思うけど。
バスに乗るべきだったらしい。でも、それも一時間に1,2本とか。
交通の便悪すぎっ!
なんていうか。まぁ、市立だし。じゃあ市の人に便利なら良い気もする。
あそこは市民にとっては行きやすい場なの??どうも違うっぽいけど。
専門は具体ものと、市に縁のある作家ものらしい。
それらに加え、博物館的役割を果たす、地元の歴史展示。
私が行った時はちょうど「童美展」
開催期間:12月3日(土)〜11日(日)
この間は、入館無料となっている。家族が子供の作品を見に来るのにお金を取るのはちょっと、と言う配慮らしい。
童美とは字のごとく、子供の美術。
関西一円かな?幼稚園や個人から公募で選ばれた選りすぐりが展示されている。
これが本当にねぇ、スッゴイの!!!
具象ってこんなののことを言うのね。と初めて理解出来ると言っても過言ではないノリ。抑圧されていない子供達の発想力表現力の凄さって言ったらない。きっと、現代のアーティスト達はこれを見ると嫉妬するだろう。いや、アーティストに関わらず、私も羨ましいよ!だいたい、幼稚園でこんなんさせてくれるって、なんで!?って感じ。そんな環境滅多にないよ。
こんなことをさせることの出来る幼稚園の先生にも賞賛。
「え!?」と思わせる作品の数々。「パパ」と言う題のパパは緑色のエイリアンみたいな人だった(ちょっとパパ可哀想だけど・笑)。普通、こんなの描いたら「パパは緑色じゃないでしょ」とか言われそう。でも、それは大人の押し付けなのです。子供は見たまんま思ったまんまを描けばいいのです。っていう、この素晴らしさ!
も〜、ホント衝撃でした。
市美の隣に、谷崎記念館もあり、そっちは今回行けなかったので、近いうちいけたらなぁ、とは思うけど。無理かな。
課長さんに色々お話を聞けた。
今、色んな美術館博物館が転機を向けてる。
なくなると言う話が出たとき、かなり大ごとで、世界的に情報が流れたとか。
シビレた言葉はフランス国立の偉いさんが「自分に何が出来る?」と聞いてきてくれた、と言うこと。課長さんもゾクッとしたらしいが、私もその話聞いてゾクッとしたよ。(笑)かっこいい〜〜〜。
ここは結局なくなると言うことはしないで、NPO法人になると言う。
NPO法人がどういうものなのか、一応表面上は知ってはいるけど。
実際、どうなるのか。私の知れる範囲ではない。
頑張れ芦屋市立美術博物館!!私もまた行くよ!!(それが一番ここの貢献になるのです)